バキバキな肩

なんでもかくよ

げんごてつがく

 

言語哲学にハマったので…

 

最近、言語に対して思ったことなどをここにメモしときます。

この記事はそういうスペースなので、どんどん増えていきます。

※哲学全般も含む。

 

言語哲学に頭が蝕まれてるので、「私は周りの人達に恵まれてるなあ。」が、「私の周りの人達が私と同じ言語を共有してるの恵まれてるなあ。」みたいな周りくどい思考になってしまう。

 

・「マイブーム」は、相当画期的な言葉。「ブーム」は、あるものが爆発的に流行している状態を指すが、これは複数の人間がいてはじめて成り立つ。みうらじゅんが、「マイ」+「ブーム」で、「ブーム」を個人のものとして捉え直したのすごい。

 

・「エゴサーチ」は、文字通りだと「エゴイズムを捜索する」という意味になり、「エゴサーチ」の本来の意味とズレると思ったけど、自分の名前を検索して、他者から自分への批判的視点を把握することで、自分の中のエゴイズム的側面を探索する、と考えることも可能なので、ズレはないのかもしれない。

 

→いや、そうじゃないなあ。エゴサーチすることで見つかる他者から自分に対するつぶやきなどのすべてが批判という前提で論を展開するのは危険。無茶な論理だったなあ。しかも、批判的視点を把握して、内省するとして、その結果エゴイズム的側面を反省することもあるかもしれないが、エゴイズム的側面以外の部分についても反省するだろうから、やっぱりこの考えはだめだ。

エゴサーチ」の実際の意味と、文字通りの意味がズレてしまっていることについて、新しい論として以下を挙げる。

 

エゴサーチ」という言葉を作った人が、「エゴ」=「自分」という誤った図式を採用している可能性。

 

→「エゴ」=「自己、自我」

「エゴイズム」=「自我主義」

だった…。エゴイズムを省略した形がエゴだと思っていたため、間違えてました…。

 

エゴサーチ」は、自分を検索するっていう文字通りの言葉だったんですね〜。考えすぎました。

 

・哲学やってる人って自分から苦しみにいっているという点で超超超ドMだと思う。幸せすぎて暇だからとりあえず悩んどくか的な。

 

・「ヒロイン失格」っていう、映画実写化もされた私の大好きな少女漫画がある。

 

内容としては、いつも自分が人生という名の物語の主人公だと思っていて、片想いしている幼馴染といつか自分は結ばれる運命にあるって信じ込んでる自意識過剰な女の子の話。

 

ヒロイン失格」っていう題名すごすぎる。その女の子は、事実、「ヒロイン失格」という少女漫画のヒロインなんだけど、漫画の中では、ヒロインだったらこうなるはずなのに…ってとこでうまくいかなかったりする。そこで彼女は、自分が実はモブキャラなのでは?とか思い始めたりする。けど実際は、読者側からしたら、その子はヒロインでしかないわけで。こういうパラドクスが最近好きです。