バキバキな肩

なんでもかくよ

じゅうでん

 

充電をしたい。この切なる願いを外で叶えてくれるのが、電源カフェである。

 

私は各所の電源カフェの場所を把握できる「DENGENCAFE」というアプリを使っている。

 

https://apps.apple.com/jp/app/dengencafe-%E5%85%85%E9%9B%BB-wifi%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%8C%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%81%8B%E3%82%89%E6%8E%A2%E3%81%9B%E3%82%8B/id782308388

 

このアプリのおかげですぐに電源カフェの場所に辿り着けるのだ。

 

しかし問題がある。コンセントの数が案外少ないことが多いのだ。

 

電源カフェに着いてもコンセントがついている席が空いておらず、結果コンセントの席が空くまで根気よく周辺で待つことになる。

 

今日もそれを行い、やっと席が空いてコンセントに充電コードを装着し、瀕死状態のスマホにつなげた。よかった。

 

そして優雅にインスタなどをあげていると隣から急に英語で話しかけられた。

 

多分アジアの方だ。それだけが分かった。英語に独特の癖がついている。

 

内容は、私の充電コードを貸してほしいとのことだった。

 

私は、「え?」を5.6回言ってしまった。

 

英語が少し聞き取れないというのもあったが、それよりもやっとのことで充電カフェにたどり着き、この子を充電し始めたというのに、この人に貸さなければなくなるこの状況が信じられなかったのだ。

 

この人に対して信じられない!ではなく、こんな状況になるなんて!の方の驚きである。

 

私の性格上、断るなんてできないため、その人に貸してしまった。

 

これを書いているうちにもこの子のHPは擦り減り続けている。

 

すると、「あ…もしかして悪かったですか?ごめんなさい。」

 

と言われた。カタコトの日本語で。

 

「…あ、いえ。」

 

日本語が少し分かるアジアの方だったようだ。

この文章も覗かれていたようだ。

めちゃくちゃ申し訳なくなった。文章でぐちぐち言うタイプでごめんなさい。

 

一方で、この子のHPが真っ赤なのも借りる前から覗いて欲しかったと思ってしまう私であった。