バキバキな肩

なんでもかくよ

22

 

22という数字を見ると、中学受験の時のことを思い出す。

 

「受験番号222!2は英語でツー!だから通過通過通過!縁起いい!」

「ほんとだ!お父さんすごい!」

 

この両親のやり取りから分かる通り、

本当に私はたくさん両親に支えてもらってた。

 

私ももう22歳になった。

両親が期待してた結果は残せず、残そうともせず、私自身の楽しみを優先してできた今の私。

 

自分の人生は自分で生きろ!って風潮に乗っかった形になった。かっこいいかなと思って。ごめんね。

 

それでもたくさん今も私のこと気遣ってくれて愛してくれてありがとう。大好き。

 

「社会人になるんだなあ。感慨深いよ。俺の役目が終わるんだなあ。」

と最近言ってるお父さん。小学生、中学生の頃はあんまり話さなかったけど高校生で私が部活で大号泣してたとき、たくさん話を聞いて解決策を提示してくれて本当にありがとう。大学生になって私が悩んでる時は、遠い場所から何枚もの手紙くれたり、お父さんの経験を話した上で「だから道が見えない時は、小さいことでもコツコツやるしかないんだよ。それで道が見えてくるんだよ。」って励ましてくれてありがとう。あの言葉がなかったら完全に折れてたかもしれない。20歳超えてるのに父親に抱きつく娘でごめんなさい。

 

「社会人、辛そう。嫌だ。私はもう希望も何もない。」ってどんよりしてる私を見て、「大丈夫だよ。これからどうとでもなるよ。希望ないってなによーこれからだよ!」って最近もなだめてくれるお母さんありがとう。私勝手にいろんなことやってずっと怒られっぱなしで嫌だったけど無関心に比べたらどうってことないし、全部愛だって最近になってやっと受け止められてます。大学受験の時、入学後もたくさん反抗して悩ませて本当にごめんね。

 

あー22歳になっちゃってもう希望とかないなとか思ってたけどあるなあ。

両親にとって私が幸せである、幸せになることが希望なんだ。だから私はそのために一生懸命幸せにならなきゃいけないんだなあ。

 

そんなことも忘れちゃうんだなあ。でも思い出せたなあ。いい機会だなあ。

 

初めて来るのが嫌だと思ってしまった1/20も捨てたもんじゃないなあ。